リポート
「Organ & Violin Duo クリスマスコンサート」
小高 園里子・安東 純子
開催日時:2008年12月14日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
ヘンデル/メサイアより Pastral Symphony
ヴィヴァルディ/グローリアより Domine Deus
アダン/O Holy Night
J.Sバッハ/プレリュードとフーガ G-Dur
ピエトロ・ヨン/パストラーレ「幼子イエス」による
サン・サーンス /Ave Maria
ヘンデル/ヴァイオリンと通奏低音のための6つのソナタより ソナタ A-Dur Op.1 .Nr.14
Harp & Flute Duoコンサート
石崎 菜々・衣川 倫代
開催日時:2008年11月16日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
エルガー/愛のあいさつ
サンサーンス/白鳥
マックスウェル/引き潮
枯葉
ドンジョン/3つのサロン・エチュードより 1.エレジー
フォーレ/シチリアーノ
マスネ/タイスの瞑想曲
クライスラー/愛の喜び
ルニエ/黙想
ドビュッシー/パンの笛、またはシランクス
ドビュッシー/夢
サティ/お前が欲しい
ラヴェル/亡き王女のパヴァーヌ
イベール/間奏曲
サンサーンス/幻想曲
ゆらぎ 披露会
杉浦 菜々子・見尾田 絵里子・小高 園里子
開催日時:2008年10月26日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
ピアノ演奏 杉浦菜々子
ブラームス/ピアノソナタ第3番ヘ短調 第1楽章
ヴァイオリン演奏 堀口洋子
ベートーヴェン/ヴァイオリンソナタ 第4番イ短調第1楽章
ハープ演奏 見尾田絵里子
マクスウェル/引き潮」
サン・サーンス/ファンタジー」
オルガン演奏 小高園里子
プーランク/修道院のためのミサ曲より Elevation(Tierce en taille)」
デュオ・リサイタル
荒井 雅至・小宮 康裕
開催日時:2008年10月13日(月・祝) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
L.v.ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調作品12-1
J.ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調作品108
J.S.バッハ/ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト短調BWV.1029
J.ブラームス/ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 作品120-2
スペシャルクリスマスコンサート
見尾田 絵里子(ハープ)・泉 真由(フルート)
開催日時:2009年12月23日(水・祝) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
ドビュッシー/亜麻色の髪の乙女
アンドリーセン/間奏曲
イベール/間奏曲」
ドビュッシー/月の光(ハープソロ)
モーツァルト/アンダンテ
ショッカー/インメモリアム
テレマン/12のファンタジーより第7番(フルートソロ)
ボルヌ(井上久美子編曲)/クリスマスセレクションカルメンファンタジー
チャリティー 音楽を囲んで
入室料を全額、日本ホスピス緩和ケア協会に寄付させていただきました。
開催日時:2009年12月13日(日) 12:30開場 13:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
当日は多くの方々においでいただき、誠にありがとうございました。
特定非営利活動法人 日本ホスピス緩和ケア協会 様より、お礼状をいただきました。
Saxophone & Piano Concert
齋藤 茂・佐藤 美佳
開催日時:2009年11月23日(月・祝) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
クライスラー/美しきロスマリン、愛の悲しみ
マレ/バスク人、アイルランド民謡ロンドンデリー・エア
ラヴェル/ハイドンの名によるメヌエット、古風なメヌエット(ピアノソロ)
~日本のうたメドレー~ ちいさい秋みつけた、待ちぼうけ、花の街、
小さな木の実、浜辺の歌
フォーレ/夢のあとに
ベダール/ファンタジー
ミヨー/スカラムーシュより第1楽章
ラフマニノフ/ヴォカリーズ
ショパンマズルカ 第37番 作品59-2(ピアノソロ)
モシュコフスキー/愛のワルツ(ピアノソロ)
ガルデル/想いの届く日
モンティ /チャールダッシュ
TOSHIKI TAKEI(読売日本交響楽団) ファゴットの休日
武井 俊樹・鈴木 美奈子
開催日時:2009年10月25日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
ヴィヴァルディ/ファゴット協奏曲 ハ長調 RV.477
ヒンデミット/ファゴット・ソナタ
ベデッカー/ソナタ・ソプラ「ラ・モニカ」(Fg/Pf)
ヨハン・セバスチャン・バッハ/トッカータ ニ長調 BWV.912(Pfソロ)
ラヴェル/ハバネラ形式の小品(Fg/Pf)
サン=サーンス/ファゴット・ソナタ op.168
ヴァイオリン,ヴィオラ リサイタル
荒井 雅至・小宮 康裕
開催日時:2009年10月17日(土) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
A.ヴィヴァルディ作曲 W.プリムローズ編曲/ソナタ ホ短調(原曲 チェロ・ソナタ 第5番 ホ短調 rv.40)
G.オンスロウ/ヴィオラ・ソナタ ハ短調 op16-2
W.A.モーツァルト/クラヴィアとヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 KV.303(293c)
R.シューマン/ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 op.121
Harp & Cello Duoコンサート
小林 雅美・森谷 佳奈
開催日時:2009年9月27日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
ブラーガ/天使のセレナーデ
バッハ/G線上のアリア
ラフマニノフ/ヴォカリーズ
ドヴォルザーク/ユモレスク
ドビュッシー/アラベスク第一番
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ(ハープ ソロ)
バッハ/無伴奏チェロ組曲第4番~サラバンド(ハープ ソロ)
マックスウェル/ひき潮(チェロ ソロ)
モリコーネ/初恋~ニュー・シネマ・パラダイス~愛のテーマ(ハープ ソロ)
久石譲 /おくりびと(ハープ ソロ)
ピアソラ/忘却(ハープ ソロ)
ピアソラ/リベルタンゴ(ハープ ソロ)
ヒーリングオルガンコンサート
小高 園里子
開催日時:2009年8月23日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
アグイレラ/OBRA DE 8°TONO ALTO:Ensalada
グルニー/Recit de tierce en taille
ヘンデル/Largo(オンブラマイフ)
パッヘルベル/Toccata in e
J.S.バッハ/コラール “装え、愛する魂よ”BWV654
J.S.バッハ/Toccata et FUGA ドリア調
J.S.バッハ/主よ人の望みの喜びよ
ダンドリュー/ノエル”高らかに歌おう”
フレスコバルディ/Toccata Ⅴ
J.S.バッハ/コラール “人よ、汝の大いなる罪を嘆け” BWV622
ブクステフーデ/PRAELUDIUM C dur
ジャン・アラン/リタニー
AKIKO IWAKI 英国王立音楽院留学直前 Harp コンサート
岩城 晶子
開催日時:2009年7月26日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
J.S.バッハ/リュートのための組曲第1番 BWV996
G.ピエルネ/即興的奇遊曲
S.プロコフィエフ/前奏曲 C-dur Op12-7
M.ラヴェル/序奏とアレグロ」(ピアノ伴奏 松永加也子)
L.シュポア/「私はまだ春の中に」のアリアによる変奏曲
P.ヒンデミット /ソナタ
H.ルニエ/伝説
スタインウェイ ピアノコンサート
ピアニスト(Steinway Artist) 浦山 純子
開催日時:2009年6月21日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
メンデルスゾーン/ロンド・カプリッチョーソ「無言歌集」より甘い思い出、ヴェネツィアの舟歌 、春の歌
柏木俊夫/「芭蕉の奥の細道による気紛れなパラフレーズ」より 草の戸も住み替はる代ぞ雛の家、行く春や鳥啼き魚の目は涙、入りかかる日も絲遊の名残かな、あらたふと青葉若葉の日の光、野を横に馬ひきむけよほととぎす、落ち来るや高久の宿のほととぎす
シューマン/「幻想曲」より 第1楽章
ショパン/幻想即興曲、華麗なる大円舞曲、子犬のワルツ
スタインウェイ ピアノコンサート
スタインウェイ フルコンサートピアノ「~みどりの風に舞うピアノの調べ~ 演奏とおはなし」
開催日時:2009年5月17日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
バッハ/パルティータ No.1よりプレリュード、アルマンド、ジーグ
シューベルト/即興曲op.90-3
ショパン/ワルツ op.70-2、ノクターン op.27-2、ワルツ op.34-1
ラフマニノフ/楽興の時より Ⅰ、Ⅳ
武満徹/雨の樹素描 Ⅱ
ドビュッシー/亜麻色の髪の乙女、沈める寺、アナカプリの丘
「冬のソナタ」作曲家ピアノコンサート
The Daydream(デイドリーム)
開催日時:2009年5月15日(金) 18:30開場 19:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
LOVE
TEARS
「冬のソナタ」メドレー
コクリのひめ
平和の森
「Organ & Flute Duoコンサート」
江尻 弘子・坂元 理恵
開催日時:2009年4月19日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
第1部 オルガン ソロ
J.S.バッハ/トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
J.S.バッハ/小フーガ ト短調 BWV578
J.S.バッハ/人よ、汝の大いなる罪を泣け BWV622
J.S.バッハ/目覚めよと物見らの声がわれらに呼ばわる BWV645
L.ボエルマン/ゴシック組曲 Op.25 1.序奏とコラール 2.メヌエット 3.聖母への祈り 4.トッカータ
第2部 オルガンとフルート デュオ
G.F.ヘンデル/組曲「王宮の花火の音楽」より歓喜
J.S.バッハ/「管弦楽組曲 第2番 ロ短調より BWV1067 ①Ouverture ②Polonaise ③Badinerie
E.エルガー/セレナーデ 第2楽章 Op.20
I.P.チャイコフスキー/四季」より バルカローレ
E.サティ/Je te veux」
アンドリュー・ロイド・ウエーバー/オペラ座の怪人」より 1.OVERTURE 2.ANGEL OF MUSIC 3.ALL I ASK OF YOU
Violin & Piano Duoコンサート
荒井 雅至・小宮 康裕
開催日時:2009年3月20日(金・祝) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
ベートーベン/バイオリン ソナタ第5番 スプリング
バッハ/無伴奏ソナタ第1番より アダージョ、フーガ
ベートーベン/ 月光
シューベルト/アルペジオーネ ソナタ ヴィオラ版
Organ & Recorder Duoコンサート
中村 文栄・深井 瑛理
開催日時:2009年2月22日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
G.B.フォンタナ /ソナタ 第3番
グリーンスリーヴス
J.v.エイク/イギリスのナイチンゲール
J.P.スウェーリンク/第2旋法のトッカータ
C.d.ローレ/もう1度別れたい
R.カー/イタリアン・グラウンド
J.S.バッハ/トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
J.L.クレープス/われらみな唯一神を信ず
B.マルチェロ/ソナタ ヘ長調 Op.2-1 アダージョ-アレグロ-ラルゴ-アレグロ
G.F.ヘンデル/ソナタ ハ長調 Op.1-7 ラルゲット-アレグロ-ラルゲット- ア テンポ ディ ガヴォット-アレグロ
Harp & Cello Duoコンサート
小林 雅美・森谷 佳奈
開催日時:2009年1月25日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
サンサーンス/白鳥
エルガー/愛の挨拶
ラフ/カバティーナ
フォーレ/シシリエンヌ
フォーレ/夢
ブラーガ/天使のセレナーデ
マスカーニ/カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲
サルツェード/夜の歌
バッハ/無伴奏チェロ組曲 第2番「サラバンド」
ウェーバー/オペラ座の怪人よりThe music of the night
ジョプリン/エンターティナー
マンシーニ/ムーン・リヴァー
ギャニオン/明日
ピアソラ/忘却
ピアソラ/リベルタンゴ
バッハとワインの夕べ
バイオリンが奏でるバッハの調べとロマンチックな空間音楽室『ゆらぎ』で上質なワインを味わってみませんか
開催日時:2010年12月10日(土) 18:30開場 19:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:4,500円
レポート
バイオリニスト荒井雅至さんの「無伴奏バイオリン 《ソナタ パルティータ》よりアダージィオ シャコンヌ」の演奏で始まりました。
生命力にあふれるバッハの曲が、心に呼びかけてきます。途中、荒井さんのバイオリンに隠されたエピソードにみなさん感動されたようです。
私がセレクトした4本のイタリアワインについても説明させて頂き、楽しい夜となりました。
演奏曲目
ヨハン・セバスティアン・バッハ/
無伴奏バイオリン「ソナタ パルティータ」よりアダージィオ シャコンヌ
G.P.Telemann Fantasiaより
プロフィール
荒井 雅至(ヴァイオリン)
国立音楽大学卒業。読売日本交響楽団在籍を経て、ウィーン留学。
在学中オーストリアクルトゥアツェントルム主催プレミアユーゲントに合格同演奏会出演。ウィーン市立コンセルバトリウム修了。
鷲見四郎、ワルター・バリリ、徳永二男の諸氏に師事、現在、国立音楽大学、東京学芸大学、各講師。
第3回チャリティーピアノコンサート
入室料を全額、日本ホスピス緩和ケア協会に寄付させていただきました。
開催日時:2010年11月27日(土) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
レポート
この日のピアニストは、ボランティアで出演してくれた丸山いづみさん(ゆらぎには2010年7月ヴァイオリンの久保静さんと共演)。
ドビュッシーのベルガマスク組曲から4曲、シューベルトの即興曲から3曲を心やさしい旋律で演奏してくれました。
演奏の後に行われた「日本ホスピス緩和ケア協会」松島事務局長の話には、参加してくれたお客様からたくさんの質問が寄せられていました。 ホスピスの現状を少しでも多くの人に知ってもらえるよう、これからもこのコンサートを長く続けていきたいと思います。
演奏曲目
ドビュッシー/ベルガマスク組曲
プレリュード
メヌエット
月の光
パスピエ
シューベルト/即興曲
作品90-3
作品142-2
作品90-4
プロフィール
丸山 いづみ(ピアノ)
栃木県出身。 O型に憧れるB型。 桐朋女子高等学校音楽科を経て、2008年3月桐朋学園大学を卒業。
ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2009エリアコンサート等に出演。 2008年より、新丸ビルアトリウムコンサート、丸ビル35コンサートのレギュラーピアニスト。
これまでに、ピアノを三浦みどり、雨田のぶ子各氏に師事。『音楽室 ゆらぎ』コンサートにも出演している。
ヴァイオリン音楽の変遷
荒井 雅至(ヴァイオリン)・小宮 康裕(ピアノ)
開催日時:2010年10月24日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
ヘンデル/ヴァイオリンソナタ 第四番ニ長調
ルクー/ヴァイオリンソナタ ト長調
バッハ/シャコンヌ
モーツァルト/アダージョ
ヴィエニアススキー/ポロネーズ ニ長調
クライスラー/ウィーン奇想曲
クライスラー/愛の喜び
プロフィール
荒井 雅至(ヴァイオリン)
国立音楽大学卒業。読売日本交響楽団在籍を経て、ウィーン留学。
在学中オーストリアクルトゥアツェントルム主催プレミアユーゲントに合格同演奏会出演。ウィーン市立コンセルバトリウム修了。
鷲見四郎、ワルター・バリリ、徳永二男の諸氏に師事、現在、国立音楽大学、東京学芸大学、各講師。
白鳥と黒鳥のききくらべ ~新しいチェロの響きをお楽しみください~
中西 哲人(チェロ)・見尾田 絵里子(ハープ)
開催日時:2010年9月26日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
ブラーガ/天使のセレナーデ
バッハ/G線上のアリア
ラフマニノフ/ヴォカリーズ
ドヴォルザーク/ユモレスク
ドビュッシー/アラベスク第一番(ハープソロ)
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
バッハ/無伴奏チェロ組曲第4番~サラバンド(チェロソロ)
マックスウェル/ひき潮(ハープソロ)
モリコーネ/ニュー・シネマ・パラダイスメドレー
初恋~ニュー・シネマ・パラダイス~愛のテーマ
久石譲/おくりびと
ピアソラ/忘却
ピアソラ/リベルタンゴ
トロンボーンとオルガンで巡るヨーロッパ ~時代を追う旅~
野田 美香(オルガン)・玉木 優(トロンボーン)
開催日時:2010年8月28日(土) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
N.de.グリニー/賛歌「アヴェ・マリス・ステラ(めでたし海の星)」 より
プラン・ジュ
作曲者不詳/エスタンピー
J.P.スウェーリンク/緑の菩提樹の下で
~オルガンのお話(かっこうオルガンを使って)~
D.ブクステフーデ/プレリューディウム イ短調 BuxWV153
J.S.バッハ/目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV645
G.F.ヘンデル/オペラ「クセルクセス」より
オンブラ・マイ・フ(懐かしい木陰よ)
B.マルチェッロ/チェロソナタより第3番イ短調
W.A.モーツァルト/「レクイエム」よりトゥーバ・ミルム
~トロンボーンのしくみのお話~
シューベルト/アヴェ・マリア
J.ブラームス/装いせよ、わが魂よ
C.サン=サーンス/カヴァティーナ
A.ギルマン/コンサート・ピース
ヴァイオリンの響き
~ヴァイオリンのショパンと呼ばれるヴィエニャフスキの作品&フランス音楽を中心に~
久保 静(ヴァイオリン)・丸山 いづみ(ピアノ)
開催日時:2010年7月31日(土) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
ドビュッシー/亜麻色の髪の乙女、ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
フォーレ/ロマンスop.28
サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ
ヴィエニャフスキ/2つのマズルカ 1.オベルタス 2.旅芸人、モスクワの思い出、 伝説曲、スケルツォ・タランテラ、華麗なるポロネーズop.4
若手2人のフレッシュコンサート
佐々木 梨美(ピアノ)・見尾田 絵里子(ハープ)
開催日時:2010年6月23日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
サルツェード/tango、rumba
ラヴェル/マメールロワ
ダマーズ/sicilienne variee(ハープソロ)
ラフマニノフ/etude op.33-2(ピアノソロ)、prelude op.23-4(ピアノソロ)
トゥリーナ/ciclo plateresco
「新緑の風にのって」テノールの歌声をどうぞ
塚田 裕之(テノール)・松本 康子(ピアノ)
開催日時:2010年5月23日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
スカルラッティ/陽はすでにカンジス川から
マルティーニ/愛の喜び
ジョルダーノ/いとしい女よ
ロッシィーニ/約束
ベッリーニ/喜ばせてあげて
モーツァルト/トルコ行進曲
ドニゼッティ/歌劇「愛の妙薬」よりなんて美しい女
ドナウディ/ああ、愛する人
ドナウディ/かぎなく優雅な絵姿
ショパン/ノクターン
トスティ/理想の女
トスティ/最後の歌
プッチーニ/歌劇「トスカ」より星はひかりぬ
春のいろどり・・・ショパンの旋律に寄せて
佐々木梨美(ピアノ)・田中 巌(お話)
開催日時:2010年4月24日(土) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9-2番
ノクターン 第20番 嬰ハ短調(遺作)
エチュード 第12番 ハ短調《革命》
プレリュード 第15番 変ニ長調」雨だれ》
エチュード 第5番 変ト長調《黒鍵》
エチュード 第3番 ホ長調《別れの曲》
エチュード 第12番 ハ短調」《大洋》
バラード 第4番 ヘ短調 作品52番
西洋音楽事始め オルガンはいからさん 「~春を奏でる~ オルガンと日本の歌」
香取智子(オルガン)・野尻弘子(メゾ・ソプラノ)
開催日時:2010年3月21日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
A. ガブリエリ/リチェルカーレ・アリオーソ(オルガン・ソロ)
J.S.バッハ/トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
J.S.バッハ/カンタータ第34番」BWV34より第3曲アリア
幸いなるかな、汝ら選ばれし魂よ
J.S.バッハ/マタイ受難曲」BWV244より第39曲アリア、
憐れんでください、神よ、私の涙のゆえに』
J.S.バッハ/17のライプツィヒ・コラール集」より
おお、神の子羊、罪なくして BWV656(オルガン・ソロ)
M. レーガー/アヴェ・マリア op.80-5
A. ガブリエリ/リチェルカーレ・アリオーソ
高野辰之 作詞 岡野貞一 作曲/おぼろ月夜
古丸一昌 作詞 中田 章 作曲/早春賦
江間章子 作詞 團 伊玖磨 作曲/花のまち
C.フランク/前奏曲「フーガとヴァリエーション」op.18(オルガン・ソロ)
武島羽衣 作詞 滝 廉太郎 作曲/花
マリンバ・パーカッションとピアノによる鍵盤楽器の響演
丸山いづみ(ピアノ)・澤田奏恵(マリンバ・パーカッション)
開催日時:2010年2月27日(土) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
バーンスタイン/ウエストサイドストーリー」よりアメリカ
ピアソラ/タンゴの歴史より」よりボーデル1900
村松崇継/ランド(マリンバソロ)
ラヴェル/ソナチネ(ピアノソロ)
ミヨー/「スカラムーシュ」よりブラジルの女
ノヴォトニー/ミニッツオブニュース(スネアソロ)
アンダーソン/タイプライター・シンコペーテッドクロック
ビゼー/「カルメン」より闘牛士・アラゴネーズ・ハバネラ・アルカラの竜騎兵・ジプシーの踊り
新しい年の希望にむけて「オペラ歌曲を楽しみましょう」
河原香織(ソプラノ)・萩原萌子(ピアノ)
開催日時:2010年1月24日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
演奏曲目
プッチーニ/オペラ「ジャンニ・スキッキ」より私のいとしいお父様
プッチーニ/オペラ「トゥーランドット」より氷のようなあなた様も
モーリス・ラヴェル/組曲「クープランの墓」よりメヌエット
ロッシーニ/踊り
ヨハン・シュトラウス2世/オペラ「こうもり」より公爵様
日本の四季メドレー
マリーナ・スクリアビン/エチュード作品8-12
『パイプオルガンで味わう癒しのクラシックの名曲集』
~えっパイプオルガンでこんな曲?~
塚谷 美奈子(オルガン)
開催日時:2011年12月18日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,500
レポート
今年最後の「音楽室ゆらぎ」主催コンサートでした。塚谷さんはオランダでオルガンの研鑽を積み、現在も日本とオランダ での演奏活動を精力的にこなしています。
オルガンの音色の作り方や即興演奏の楽しさを説明を含めながら演奏が進んでいきます。定例のアフターコンサートでは、 みなさまとシャンパンを空け乾杯をしました。
演奏曲目
G線上のアリア : バッハ
主よ、人の望みの喜びよ : バッハ
アヴェマリア : シューベルト
アランフェス協奏曲 : ロドリーゴ
ハレルヤ・コーラス
アメージング・グレース
ボレロ・ド・コンセール :ルフェビュール=ヴェリ
即興演奏
パッヘルベルのカノン
トッカータとフーガ ニ短調 :バッハ
プロフィール
塚谷 水無子(オルガン)
東京芸術大学楽理科卒業後オランダに渡る。アムステルダム音楽院、デンハ-グ王立音楽院修士課程を首席で卒業。
シュニットガー国際オルガンコンクール入選以来、欧州と日本にて演奏活動をてがける。デビューアルバム「風のささやき第1集」 (キングインターナショナル)がオランダで特選盤に選出。
モーツァルトが実際に演奏したパイプオルガンの音色が美しい「愛と祈りのパイプオルガン」が『レコード芸術』にて準特薦。 ほか三大アヴェマリアを収録した「癒しのパイプオルガン」(キングレコード)が好評発売中。ラジオやインタビューの出演多数。 日本演奏連盟会員。
www.minakotsukatani.com
『ヴァイオリンとピアノの響き』~さまざまな国の曲と共に~
久保 静(ヴァイオリン)・丸山 いづみ(ピアノ)
開催日時:2011年10月22日(土) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,500
レポート
久保静さん、丸山いづみさんは昨年に続き2度目のデュオ出演です。高校時代から寮生活が一緒だったこともあり息はぴったりの二人、プロコフィエフのソナタでは掛け合いがそれを感じました。 プログラム編成も「様々な国の曲」、初めて知るかたも多かったアウリンという作曲家の作品はすっと身体になじんでくる感覚でした。是非久保さんがこの作品を広めていって欲しいと感じました。
今日も恒例の演奏家を囲んでの交流会、いつもの特製ゆらぎ饅頭と、青森のりんごで秋の味覚をみなさまで楽しみました。
・久保さんの演奏会情報
2012年1月8日 3時 ミュージックサロン・サングレース
2012年1月8日 2時 糀ホール
演奏曲目
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番: シューベルト
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番 : プロコフィエフ
4つの水彩画 : アウリン
ツィガーヌ : ラベル
プロフィール
久保 静(ヴァイオリン)
5歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。2010年同大学研究科、桐朋オーケストラアカデミー研修課程修了。
国内外の夏期国際音楽アカデミーでも研鑽を積む。日本クラシック音楽コンクール全国大会入選、ひろば賞コンクール弦楽器部門第1位。リサイタルやオーケストラとの共演の他、 様々なコンートに出演しソロ・室内楽・オーケストラで演奏活動中。
これまでに、金原珠子、石井志都子の両氏に師事。
丸山 いづみ(ピアノ)
栃木県出身。桐朋女子高等学校音楽科を経て、2008年桐朋学園大学卒業。2008年~2010年新丸ビルアトリウムコンサート・丸ビル35コンサートのレギュラーピアニスト。
ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭のエリアコンサート、丸の内音楽イベントなどに出演。
現在ピアノ講師をしている専ら、毎週日曜日KICK BACK CAFEで行われるサンデーナイトサービスや、サロンコンサート、伴奏など演奏活動中。
秋の昼下がりソプラノコンサート
森 裕美子(ソプラノ)・宇宿 真紀子(ピアノ)
開催日時:2011年9月24日(土) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,500
レポート
秋晴れのさわやかな気候のもと、森裕美子さんのソプラノ独唱コンサートが開かれました。森さんは、先月イタリア プッチーニ・フェスティバル出 演から戻り、帰国後のコンサートとなりました。 (詳しくは、ヨーロッパアーティストHPをご覧ください)
東日本大震災後、被災地のために住宅支援活動をしており、わが所有するアパートに宮城県石巻から来た 一家が住んでおります。 まだ震災復興には年月がかかる上に先日の台風15号の被害を受けて気が休まらないと、しかし本日のコンサートを心待ちにし、楽しみに来られました。
歌、音楽には言葉に言い表せない時があります。プログラムにあります「紅葉」「あかとんぼ」「ふる さと」を聴けば昔の思い出がでてくる、大切な人を思 い出す場面、プッチーニのアリアでは小さな音楽室ゆらぎがつかの間オペラの舞台に見えたほど、明日への活力やエネルギーをもらいました。
演奏曲目
紅葉 : 高野 貞一
赤とんぼ : 山田耕作
「フィガロの結婚」より
恋とはどんなものかしら : モーツァルト
ついに時が来た : モーツァルト
歌劇「セルセ」より ラルゴ : ヘンデル
見上げてごらん夜の星を : いずみ たく
オペラ「ジャンニ・ステッキ」私のお父様 : プッチーニ
オペラ「蝶々夫人」ある晴れた日に : プッチーニ
故郷 : 岡野 貞一
プロフィール
森 裕美子(ソプラノ)
山口県出身。国立音楽大学声楽科卒業。同大学院フランス歌曲科修了。修了時、大学院新人演奏会に出演。第42期二期会オペラスタジオ研修生マスタークラス修了。修了時、優秀賞受賞。
2005年より約3年間イタリアへ留学。2000年より4年間プロジェクト 文化庁本物のオペラ体験授業「オペラを作ろう!小さなエントツ掃除屋さん」ジョン・クロム役で出演。 「修道女アンジェリカ」ジェノヴィェッファ役、「ラ・ボエーム」ミミ役、「カルメン」ミカエラ役、「魔笛」パミーナ役、「椿姫」アンニーナ役二期会本公演「メリーウィドウ」 踊り子役ミラマーレ・オペラ「ジャンニ・スッキッキ」チェスカ役伊・ボローニャにて「リゴレット」ジルダ役でGarbis Boyagianと共演。
伊・プッチーニフェスティバル「蝶々夫人」芸者役にて出演。「合唱幻想曲」「第九」ソリスト、チャペルリサイタル、サロンオーケストラコンサート、二期会オペラスタジオコンサート、 二期会新進家の夕べ、新宿コマ劇場祭典など多数のコンサートに出演。
伊・ボローニャにて宝石店提供ヴァレンタインコンサートにてモデル歌手、野外オペレッタコンサート、故M.Pradelli邸にてコンサート、その他ボローニャ近郊にて多数のコンサートに出演。 第10回日仏声楽コンクール入選。第4回ベルカント・ソプラノ・コンコルソ第2位。
第12回アルカモ国際オペラコンクール日本代表。阿部富美子、故G・チャンネッラ、L・マジェーラ、L・ヴァンニーニ各氏に師事。二期会会員。 ヨーロッパアーティスト協力アーティスト。YAMAHA福生センター声楽講師、合唱指導、合唱ピアニスト。
宇宿 真紀子(ピアノ)
父親の赴任に伴い幼児期に渡仏。
コルマール市コンセルヴァトワール、フライブルグ高等音楽院(ドイツ)を経て、パリ高等音楽院、ルエイユ・マルメゾン音楽院(院相当課程)ピアノ科と室内楽科をともに一等賞で卒業。
フランス国内のみならずスペイン、ロシアその他の国際音楽フェスティバル、公式記念行事等に招かれソロ演奏を行うとともに、 これまでフランス国立放送協会のオリヴィエ・メシアンホールにおける同オーケストラとの共演を始め、 チェコ共和国 カルロヴィ・ヴァリ交響楽団やロシア サンクト・ペテルブルグ(建都300年記念)における同オーケストラ(指揮アレクサンドル・カントロフ)との共演などにより絶賛を浴びている。
パリ日本文化会館において同館主催によるリサイタル、ショパンフェスティバルなどにも出演し好評を博している。
他方2001年からは毎年日本各地(北海道から沖縄まで)で、弟とソロ&デュオリサイタルを開き、今日までに100公演を越えている。 2005年にファーストアルバム「夢のあとに」、2008年にセカンドアルバム「愛の夢」、サードアルバム「アヴェ・マリア」、2010年にはピアノソロアルバム「シューマンの宝石箱」をリリース。
NHK-FM「名曲リサイタル」にも出演するなど、いずれも日本人の感性とフランスの響きの融和として高く評価されている。 仏国立放送協会主催コンクール大賞、ニコライ・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール3位、カマイオーレ国際ピアノコンクール(イタリア)1位、クロード・カーンコンクール(フランス)1位ほか、 仏国内外で優勝・入賞。ヨーロッパと日本を中心に活躍中。
真夏の夜に聴くチェロ名曲集
宇宿 直彰(チェロ)・宇宿 真紀子(ピアノ)
開催日時:2011年8月27日(土) 18:00開場 18:30開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,500
レポート
レ・クロッシュは5月にゆらぎでコンサートを行いました。その際多くのかたから再登場を望むメッセージが寄せられ今月8月はチェロ名曲集として開催しました。 チェロの音色は人の声に近いといわれます。
直彰さんのチェロの調べは タイスの瞑想曲~G線上のアリア~白鳥の演奏で満員に近い音楽室を静かに包み込んでいきます。しんみりと心に響くコンサートでした。 レ・クロッシュは来年3月19日紀尾井ホールにてコンチェルト出演が決まり詳しくはこちらをご覧下さい。
演奏曲目
エルガー/愛のあいさつ
マスネ/タイスの瞑想曲
シューマン/トロイメライ
バッハ/G線上のアリア
シューマン/トロイメライ
ラフマニノフ/ヴォカリーズ
フォーレ/夢のあとに
サン=サーンス/白鳥
讃美歌/アメージング・グレース
グリーグ/チェロとピアノのためのソナタ Op.36 第1楽章 アレグロ・アダージョ
プロフィール
レ・クロッシュ
宇宿真紀子(ピアノ)と宇宿直彰(チェロ)による姉弟デュオ。 「レ・クロッシュ」とは、フランス語で「鐘」(複数形)の意ですが、共に幼児期にフランスに渡り、日々教会の鐘の音を聞きながら成長したこと、 ピアノとチェロのデュオを二つの鐘の響きの重なり合いに喩えたこと、 また、スペルこそ違いますが、日本語にすると同じレ・クロッシュと書かれる ”les croches” はフランス語で「8分音符」の意になることなどから命名されました。 オフィシャルウェブサイト http://maki-nao.com
宇宿真紀子(ピアノ)
父親の赴任に伴い幼児期に渡仏。
コルマール市コンセルヴァトワール、フライブルグ高等音楽院(ドイツ)を経て、パリ高等音楽院、ルエイユ・マルメゾン音楽院(院相当課程)ピアノ科と室内楽科をともに一等賞で卒業。
フランス国内のみならずスペイン、ロシアその他の国際音楽フェスティバル、公式記念行事等に招かれソロ演奏を行うとともに、 これまでフランス国立放送協会のオリヴィエ・メシアンホールにおける同オーケストラとの共演を始め、 チェコ共和国 カルロヴィ・ヴァリ交響楽団やロシア サンクト・ペテルブルグ(建都300年記念)における同オーケストラ(指揮アレクサンドル・カントロフ)との共演などにより絶賛を浴びている。
パリ日本文化会館において同館主催によるリサイタル、ショパンフェスティバルなどにも出演し好評を博している。
他方2001年からは毎年日本各地(北海道から沖縄まで)で、弟とソロ&デュオリサイタルを開き、今日までに100公演を越えている。 2005年にファーストアルバム「夢のあとに」、2008年にセカンドアルバム「愛の夢」、サードアルバム「アヴェ・マリア」、2010年にはピアノソロアルバム「シューマンの宝石箱」をリリース。
NHK-FM「名曲リサイタル」にも出演するなど、いずれも日本人の感性とフランスの響きの融和として高く評価されている。 仏国立放送協会主催コンクール大賞、ニコライ・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール3位、カマイオーレ国際ピアノコンクール(イタリア)1位、クロード・カーンコンクール(フランス)1位ほか、 仏国内外で優勝・入賞。ヨーロッパと日本を中心に活躍中。
宇宿直彰(チェロ)
父親の赴任に伴い幼児期に渡仏。
コルマール市コンセルヴァトワール、ストラスブルグ音楽院を経て、パリ高等音楽院、ルエイユ・マルメゾン音楽院(院相当課程)チェロ科と室内楽科をともに一等賞で卒業。
フランス国内のみならずスペイン、ロシアその他の国際音楽フェスティバル、公式記念行事等に招かれソロ演奏を行うとともに、 これまでチェコ共和国 カルロヴィ・ヴァリ交響楽団やロシアサンクト・ペテルブルグ(建都300年記念)における同オーケストラ(指揮アレクサンドル・カントロフ)との共演などにより絶賛を浴びている。
パリ日本文化会館において同館主催によるリサイタル、ショパンフェスティバルなどにも出演し好評を博している。
他方2001年からは毎年日本各地(北海道から沖縄まで)で、姉とソロ&デュオリサイタルを開き、今日までに100公演を越えている。
2005年にファーストアルバム「夢のあとに」、2008年にセカンドアルバム「愛の夢」、サードアルバム「アヴェ・マリア」をリリース。NHK-FM「名曲リサイタル」にも出演するなど、 いずれも日本人の感性とフランスの響きの融和として高く評価されている。
仏国立放送協会主催コンクール第1位、パリ国際室内楽コンクール3位ほか、仏国内外で優勝・入賞。ヨーロッパと日本を中心に活躍中。
華麗なるハープコンサート
朝永 侑子(ハープ)
開催日時:2011年7月16日(土) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,000
レポート
演奏する姿、表情に聴衆が吸い込まれてしまう、そんな雰囲気をもつ侑子さんでした。本人に伺ってみると全く知る由もないとのこと。侑子さんのもつ魅力は何なのか? と演奏を聴きながら探し求めていました。
今回のプログラムはいくつもの国の作曲家の作品で構成されており、色彩豊かな内容に仕上がっていました。最後の曲に近づく頃、 侑子さん自身が音楽の発信源でありつづけたい、とメッセージを送っているかのように感じることができました。
同じプログラムを8月28日午後2時開演 オペラシティ近江楽堂にてリサイタル決定、みなさまもどうぞお越しください。
演奏曲目
J.Sバッハ/パルティータ第一番よりプレリュード
アルマンド、サラバンド、ジーグワルターキューネ
オペラ「オネーギン」の主題による幻想曲 H.ルニエ 伝説 他
プロフィール
朝永 侑子(ハープ)
1985年 長崎市に生まれる。
2004年 桐朋女子高等学校音楽科を卒業。卒業演奏会に出演。
同年4月、桐朋学園大学音楽学部演奏学科に入学。
長崎県新人発表演奏会、日欧文化協会主催のフレッシュコンサートに出演。
2006年 大阪国際音楽コンクール弦楽器部門に入選。
2007年 コンチェルト・ソリスト・オーディションに最年少で合格し、モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲を、 フルートに有田正広氏を迎え紀尾井ホールにて桐朋学園オーケストラと、ながさき音楽祭にてOMURA室内合奏団と共演。
2008年3月、同大学卒業。在学時には、学内で選出される主要演奏会に多数出演。 9月よりロンドンの英国王立音楽院の大学院課程にてスカイラ・カンガ氏のもとで研鑽を積む。
これまでにハープを、ヨセフモルナール、荒木真子の各氏に、室内楽等を篠崎史子、井上美江子、山口裕子、藤井一興の各氏に師事。
http://www.yukotomonaga.com
北川とわとピアソラの世界
北川 とわ(作曲・ピアノ)・泉 真由(フルート)
開催日時:2011年6月26日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,000
レポート
北川 とわさん、泉 真由さんによるコンサートが、6月26日(日)14時00分から開演しました。
コンサート前半は、北川さん作曲の曲を中心に、泉さんと息ぴったりのピアノとフルート演奏を披露してくれました。 後半はタンゴでリズミカルで流れるような旋律に、ロマンティックでメランコリックな気分に浸れました。
演奏後のティータイムにも大勢のお客様が残って下さり、アーティストの写真撮影会が始まったりとにぎやかなの中での閉会となりました。
演奏曲目
北川 とわ/カントリーサイド
北川 とわ/レイズトゥーザムーン
北川 とわ/ネオンサイン
北川 とわ/ドッグソング
北川 とわ/ゆらぎ
北川 とわ/デイズ
北川 とわ/ジュンバ・ミロンガ
アストル・ピアソラ/ブエノスアイレスの四季
アストル・ピアソラ/タンゴの歴史
プロフィール
北川 とわ(作曲・ピアノ)
国立音楽大学を経て桐朋学園研究科修了。
作曲を新実徳英、ピアノを吉田真央、ジャズピアノを今泉正明、各師に師事。
2007年日本電子楽器教育研究会作曲コンクール1位。映像作品の音楽制作やEMISコンサート(サントリーホール)でオリジナル作品発表、ヤマハミュージックメディアより楽譜出版、 都城音楽祭吹奏楽曲アレンジ参加など管弦楽作品から電子音楽作品、幅広いジャンルにより作曲活動も多岐に渡る。
また、大学在学時から、幅広いジャンルで演奏活動を始める。2009年丸ビル35Fレギュラーピアニスト、2010年フジテレビドラマ『愛は見える』にて主人公上戸彩のピアノ指導、吹き替え演奏担当。
泉 真由(フルート)
高知県出身。13歳よりフルートを始める。
桐朋学園大学管楽器専攻を首席で卒業。同大学研究科修了。
第13回日本フルートコンヴェンションコンクールソロ部門第1位、併せて吉田雅夫賞受賞。第19回日本木管コンクール第3位。 第21回同コンクール第2位。第10回別府アルゲリッチ音楽祭、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、サイトウキネンフェスティバル「子供のための音楽会」に参加。
これまでにフルートを、甲藤卓雄、甲藤さち、峰岸壮一、一戸敦、白尾彰、フィリップ・ベルノルドの各氏に師事。
現在、ソロ、室内楽の活動と、N響、読響、新日をはじめとする都内プロオーケストラに客演。指揮者・秋山和慶氏による若手育成オーケストラ『洗足ニューフィルハーモニック管弦楽団』一期生、首席団員。 2012年1月21日、東京文化会館にて日本演奏連盟主催“泉真由フルートリサイタル”を開催予定。
東日本大震災チャリティー レ・クロッシュ 祈りのコンサート
〜ピアノ&チェロの世界〜 宇宿 真紀子(ピアノ)・宇宿 直彰(チェロ)
開催日時:2011年5月14日(土) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,000
レポート
宇宿真紀子さん、直彰さんの姉妹デュオ「ル・クロッシュ」によるコンサートが、5月14日(土)14時30分から開演しました。
直彰さんのチェロ演奏、ピアノとの姉弟演奏、そして姉真紀子さんのピアノ演奏には、優雅な中にも迫力があり、 みなさん息を殺すようにして聴き入っていました。 ゆらぎはいつも質の高い音楽を提供していますが、この日の二人の演奏には特別感がありました。
演奏後のティータイムでは、一転して真紀子さんの明るいユーモアあふれる話が続き、 音楽のことで姉弟でけんかしたことがないこと、フランスでは才能と努力次第で道が開かれることなど、日本との文化の違いなどを教えてくれました。 入場料とバザーの売上金は板橋災害ネットワークに寄付いたしました
演奏曲目
バッハ/無伴奏チェロ組曲4番 変ホ長調 BWV1010
シューマン/アベック変奏曲 Op.1
グリーグ/チェロとピアノのためのソナタ イ長調 Op36
バッハ/G線上のアリア
プロフィール
レ・クロッシュ
宇宿真紀子(ピアノ)と宇宿直彰(チェロ)による姉弟デュオ。 「レ・クロッシュ」とは、フランス語で「鐘」(複数形)の意ですが、共に幼児期にフランスに渡り、日々教会の鐘の音を聞きながら成長したこと、 ピアノとチェロのデュオを二つの鐘の響きの重なり合いに喩えたこと、 また、スペルこそ違いますが、日本語にすると同じレ・クロッシュと書かれる ”les croches” はフランス語で「8分音符」の意になることなどから命名されました。 オフィシャルウェブサイト http://maki-nao.com
宇宿真紀子(ピアノ)
父親の赴任に伴い幼児期に渡仏。
コルマール市コンセルヴァトワール、フライブルグ高等音楽院(ドイツ)を経て、パリ高等音楽院、ルエイユ・マルメゾン音楽院(院相当課程)ピアノ科と室内楽科をともに一等賞で卒業。
フランス国内のみならずスペイン、ロシアその他の国際音楽フェスティバル、公式記念行事等に招かれソロ演奏を行うとともに、 これまでフランス国立放送協会のオリヴィエ・メシアンホールにおける同オーケストラとの共演を始め、 チェコ共和国 カルロヴィ・ヴァリ交響楽団やロシア サンクト・ペテルブルグ(建都300年記念)における同オーケストラ(指揮アレクサンドル・カントロフ)との共演などにより絶賛を浴びている。
パリ日本文化会館において同館主催によるリサイタル、ショパンフェスティバルなどにも出演し好評を博している。
他方2001年からは毎年日本各地(北海道から沖縄まで)で、弟とソロ&デュオリサイタルを開き、今日までに100公演を越えている。 2005年にファーストアルバム「夢のあとに」、2008年にセカンドアルバム「愛の夢」、サードアルバム「アヴェ・マリア」、2010年にはピアノソロアルバム「シューマンの宝石箱」をリリース。
NHK-FM「名曲リサイタル」にも出演するなど、いずれも日本人の感性とフランスの響きの融和として高く評価されている。 仏国立放送協会主催コンクール大賞、ニコライ・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール3位、カマイオーレ国際ピアノコンクール(イタリア)1位、クロード・カーンコンクール(フランス)1位ほか、 仏国内外で優勝・入賞。ヨーロッパと日本を中心に活躍中。
宇宿直彰(チェロ)
父親の赴任に伴い幼児期に渡仏。
コルマール市コンセルヴァトワール、ストラスブルグ音楽院を経て、パリ高等音楽院、ルエイユ・マルメゾン音楽院(院相当課程)チェロ科と室内楽科をともに一等賞で卒業。
フランス国内のみならずスペイン、ロシアその他の国際音楽フェスティバル、公式記念行事等に招かれソロ演奏を行うとともに、 これまでチェコ共和国 カルロヴィ・ヴァリ交響楽団やロシアサンクト・ペテルブルグ(建都300年記念)における同オーケストラ(指揮アレクサンドル・カントロフ)との共演などにより絶賛を浴びている。
パリ日本文化会館において同館主催によるリサイタル、ショパンフェスティバルなどにも出演し好評を博している。
他方2001年からは毎年日本各地(北海道から沖縄まで)で、姉とソロ&デュオリサイタルを開き、今日までに100公演を越えている。
2005年にファーストアルバム「夢のあとに」、2008年にセカンドアルバム「愛の夢」、サードアルバム「アヴェ・マリア」をリリース。NHK-FM「名曲リサイタル」にも出演するなど、 いずれも日本人の感性とフランスの響きの融和として高く評価されている。
仏国立放送協会主催コンクール第1位、パリ国際室内楽コンクール3位ほか、仏国内外で優勝・入賞。ヨーロッパと日本を中心に活躍中。
東日本大震災復興支援チャリティーコンサート vol.1
~ゆらぎからの祈り~ フルートアンサンブルとピアノの協奏
開催日時:2011年4月17日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:無料 ※募金箱設置
レポート
4月17日に行われました「音楽室ゆらぎ復興支援チャリティーコンサート」に急遽開催にもかかわらず大勢のかたに来場いただき、誠にありがとうございました。
4月17日収益のお知らせ 募金合計額 148,501円
来場者 53名
ボランティア 演奏家4名
受付 2名
募金活動 2名
お茶だし 2名
ポスター・チラシ作成、手作りクッキー提供など
すべて無償ボランティアで行いました。
今回の収益は日本赤十字社に74,251円、NPOアースディマネー・アソシエーションバス運行費として74,250円を寄付させていただきました。
そして、4月29日被災地(気仙沼、石巻、南三陸)に向けて「音楽室 ゆらぎチャリティーコンサート募金号」をバス運行いたします。
往きは救援物資とボランティア隊を乗せて、30日に3カ所を回り、5月1日には東京へ住宅支援希望者を乗せて戻ります。この号に乗車し、ボランティア隊として現地に同行されたい方はお申し出ください。
ボランティア隊として参加ご希望の方はこちら
被災者や支援者といった表現をなくし、みんなが一緒に立ち向かう姿勢が今一番必要です。
音楽室ゆらぎでは、災害により住居を失ったかたの住宅支援をNPOアースディマネー・アソシエーションとすすめてきました。
住宅の無償提供(ホームスティ型が大半、賃貸物件の大家さんからもあり)も3000家庭以上あり日本人の思いやり精神、お互い様の心に感嘆しておりましたが、 活動を進めていくうちに津波で車も流されて行こうにも行けない状態のかた、情報が入ってこないので希望があっても行けないなどさまざまな問題がでてきました。
そこでNPOアースディマネー・アソシエーションは被災地にバス運行を毎週行い、住宅支援希望者を募ることにしました。
我が家も所有する賃貸物件を提供することができ、現在石巻の2家庭ですが自立に向けての生活を始めていらっしゃいます。
音楽室ゆらぎは月例のサロンコンサートとともに、チャリティーコンサートも開催して復興支援金を募金していきます。
すべては日本の未来のためにです。少しでも多くのかたに来場いただき支援を呼びかけます。次回コンサートのみなさまのご来場、ご支援よろしくお願いします。
次回決定の月例サロンコンサート
2011年5月14日(土)
東日本大震災チャリティー レ・クロッシュ 祈りのコンサート
~ピアノ&チェロの世界~
演奏曲目
グノー/アヴェ・マリア
モーツァルト/歌劇「魔笛」より
モーツァルト/アンダンテ
ドップラー/アンダンテとロンド
エネスコ/カンタービレとプレスト
ジュナン/ヴェニスの謝肉祭
バッハ/主よ、人の望みの喜びを
カステレ/フルート吹きの休日
岡野貞一/ふるさと
フォーレ/パヴァーヌ
アイルランド民謡/ロンドンデリーの歌
プロフィール
泉 真由(フルート)
高知県出身。13歳よりフルートを始める。
桐朋学園大学管楽器専攻を首席で卒業。同大学研究科修了。
第13回日本フルートコンヴェンションコンクールソロ部門第1位、併せて吉田雅夫賞受賞。第19回日本木管コンクール第3位。 第21回同コンクール第2位。第10回別府アルゲリッチ音楽祭、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、サイトウキネンフェスティバル「子供のための音楽会」に参加。
これまでにフルートを、甲藤卓雄、甲藤さち、峰岸壮一、一戸敦、白尾彰、フィリップ・ベルノルドの各氏に師事。
現在、ソロ、室内楽の活動と、N響、読響、新日をはじめとする都内プロオーケストラに客演。指揮者・秋山和慶氏による若手育成オーケストラ『洗足ニューフィルハーモニック管弦楽団』一期生、首席団員。 2012年1月21日、東京文化会館にて日本演奏連盟主催“泉真由フルートリサイタル”を開催予定。
渡辺 泰(フルート&ピッコロ)
桐朋学園大学音楽学部在学中の1990年に新日本フィルハーモニー交響楽団に入団。ソロ・ピッコロ、フルート奏者を務める。
サイトウ・キネン・オーケストラ、スーパー・ワールド・オーケストラ、ジャパン・ヴィルトオーソ・シンフォニー・オーケストラ等の特別編成オーケストラへの参加、 新日本フィルを始めとするオーケストラとの協奏曲の共演、新作の初演、室内楽、ソロ等の演奏活動を行っている。また、オーケストラ、吹奏楽の指揮・指導、レクチャーの講師等、幅広い活動をしている。
フルートを恵田拓、菊池洋子、峰岸壮一の各氏に、オーケストラ・スタディ、室内楽を鈴木清三、北爪利世、鈴木良昭、中川良平の各氏に師事。 東京ミュージック&メディアアーツ尚美非常勤講師、音の輪コンサート特別顧問。
若松 純子(フルート)
桐朋学園大学音楽科演奏科卒業、同大学研究科終了。
第5回日本フルートコンベンションコンクール第2位、第8回日本管打楽器コンクール第2位、宝塚ベガコンクールにて第2位入賞。第60回日本音楽コンクール入選。
これまでにフルートを藤沢祐子、峰岸壮一、加藤元章、パウル・マイゼンの諸氏に師事。京都フランスアカデミー講習会にてレイモン・ギヨー氏に師事。 フリー奏者としてオーケストラ、室内楽、ソロと多方面で活躍している。
ロイヤルチェンバーオーケストラメンバー。
藤田 雅(ピアノ)
桐朋学園大学音楽学部フルート専攻卒業。同研究科修了。
1987年渡米、インディアナ大学大学院アーティストディプロマを経て、89年同大学院ピアノ科に転科。 90年ジュリアード音楽院大学院ピアノ伴奏科に進む。ジュリアード在学中より室内楽ピアニストとしてカーネギーリサイタルホール、リンカーンセンターをはじめ全米各地はもとよりヨーロッパ各国でも活躍。 91年にはニューヨークの国際連合本会議場に於ける「平和コンサート」に出演。92年、ジュリアード音楽院スタッフピアニストとなる。 95年サンフランシスコ歌劇場「メローラ・オペラプログラム」にオペラコーチ/ピアニストとして迎えられる。
最高位 “Otto Guth Memorial Award”を日本人として初めて受賞、直ちに同歌劇場オペラセンター全米ツアーの副指揮者に抜擢される。
2003年霧島国際音楽祭に招聘アーティストとして参加。 同年秋「豊嶋泰嗣ヴァイオリン協奏曲の夕べ」において新日本フィルハーモニー交響楽団を指揮。03年より長崎室内楽祭の選考委員・講師。 04年には台湾の聖徳基督学院大学音楽学部に招かれ室内楽・伴奏法公開講座とオーケストラ指導を行った。 06年より豊嶋泰嗣ヴァイオリンセミナー(佐世保)にてピアノ伴奏講師と弦楽合奏指揮者を務める。平成18年度文化庁芸術祭参加。
~春はもうすぐ~「森の小鳥はあこがれを歌う」
河原 香織(ソプラノ)・荻原 萌子(ピアノ)
開催日時:2011年2月27日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
レポート
今年2回目のサロンコンサートは、「春はもうすぐ〜森の小鳥はあこがれを歌う」と題して、ソプラノ歌手の河原香織さんとピアニストの萩原萌子さんのお二人をお迎えして開催しました。
佐野さんはオペラ歌手として活躍中で、透き通るようなソプラノと豊かな表情に皆さんうっとりと聴き入っていました。 いつもはパイプオルガンに向かっている森さんは「こんなに近くでお客様の前で演奏する機会はめったにありません」と、 J・Sバッハの「オルガン協奏曲 イ短調 BWV593」より第一楽章をはじめ、たくさんの曲を演奏してくれました。
クラシックオルガンの音色を初めて聴くお客様は感動しておられました。お二人の会話も楽しく、最後に滝廉太郎作曲の「花」を皆さんで合唱して閉会しました。
演奏曲目
ジュリオ・カッチーニ(ウラディーミル・ヴァヴィロフ)/アヴェ・マリア
アレッサンドロ・スカルラッティ/すみれ
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ/この空に想いをよせる
オットリーノ・レスピーギ/降雪
クロード・ドビュッシー/ベルガマスク組曲一番
ジャコモ・プッチーニ/オペラ「ジャンニ・スキッキ」より
私のいとしいお父様
ジャック・オッフェンバック/オペラ「ホフマン物語」より
森の小鳥はあこがれを歌う
橋本国彦作曲/お菓子と娘
フレデリック・フランソワ・ショパン/別れの曲
フレデリック・フランソワ・ショパン/革命のエチュード
ロルフ・ラヴランド/ユー・レイズ・ミー・アップ
プロフィール
河原 香織(ソプラノ)
桐朋学園大学首席卒業、同大学研究科卒業。
大学主催「卒業演奏会」、サントリコンサート主催「レインボー21」、杉並区民オペラにてオペラ「カルメン」ミカエラ役、オペラ「ラ・ボエーム」にてムゼッタ役に出演。 フランク「三声のミサ」、ヘンデル「メサイア」においてソロを務める。香港学生コンクール3位。日本演奏家協会にて優秀賞。JILA音楽コンクール第2位。 今までに名古屋木実氏、木村珠美氏に師事。昨年1月、ゆらぎコンサートに出演。
荻原 萌子(ピアノ)
桐朋女子高等学校音楽科を経て、同大学音楽学部卒業。
卒業演奏会、桃華楽堂演奏会にヴァイオリンとのデュオで出演。 同研究科修了。 第1回兵庫県学生ピアノコンクール最優秀賞。 第3回ちば音楽コンクール最優秀賞。第8回彩の国埼玉ピアノコンクール銀賞。 秋吉台アカデミー:マスタークラス&コンサートに参加し、奨励賞受賞。 ヤングアーティストピアノコンクール入賞。 これまでに蕨野 勉、兼松 雅子、吉村 真代の各氏に師事。 現在、桐朋学園大学声楽部会嘱託演奏員。昨年1月、ゆらぎコンサートに出演。
新しい年の夢を オルガンコンサート
森 亮子(オルガン)・佐野 千春(ソプラノ リリコ・レッジェーロ)
開催日時:2011年1月30日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:2,000円
レポート
2011年最初のサロンコンサートは「新しい年の夢を オルガンコンサート」と題して、ソプラノ歌手の佐野千春さんとパイプオルガン奏者の森亮子さんのお二人をお迎えして開催しました。
桐朋学園大学の同級生という二人の息はぴったりで、河原さんはオペラ〜ホフマン物語〜より「森の小鳥はあこがれを歌う」をはじめ数曲を清楚な感じのソプラノで、 荻原さんも華奢な体からは信じられないような迫力でショパンの「別れの曲」などを演奏してくれました。
前回も出席された方からは「同じソプラノでもこんなに違うんだ」と、前回出演された佐野さんとの違いに驚いたり、「美しい声は遺伝ですか」などの質問も寄せられ、笑いの中での閉会となりました。
演奏曲目
J.S.バッハ/「オルガン協奏曲 イ短調 BWV593」より第一楽章
ヴィヴァルディ/オペラ「ポントの女王アルシルダ」より
私はジャスミンの花
シャルル・グノー/アヴェ・マリア
J.S.バッハ/主よ人の望みの喜びよ
ヘンデル/オペラ「リナルド」より私を泣かせてください
ブラームス/プレリュード ト短調 WoO10
山田耕筰/からたちの花
小林秀雄/すてきな春に
マスカーニ/オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲
プッチーニ/オペラ「ジャンニ・スキッキ」より私のお父さん
テオドール・デュボワプッチーニ/トッカータ ト長調
ドニゼッティ/オペラ「シャムニーのリンダ」より
ああ、遅すぎた・・私の心の光
プロフィール
森亮子(パイプオルガン)
フェリス女学院大学パイプ・オルガン科卒。
ベイラー大学(アメリカ)、東京芸術大学にてオルガンを研鑽。オルガンを今井奈緒子、宮本とも子、松居直美、通奏低音を今井奈緒子、勝山雅代に師事。
04年から4年間、メルボルンにて教会オルガニストを務め、オルガニスト、ピアニストとしてソロやアンサンブルの演奏活動を行う。 09年9月に東京オペラシティにてヴィジュアル・オルガン・コンサートを行う。ららぽーと豊洲でも定期的にコンサートを行う。
日本オルガニスト協会会員 http://www.ryoko-organ.com
佐野千春(ソプラノ リリコ・レッジェーロ)
国立音楽大学声楽科卒業。(財)日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。同新人演奏会出演。
オペラでは「とんでもない誤解」エルネスティーナ役、「フィガロの結婚」スザンナ、伯爵夫人役、「コジ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ役、「椿姫」ヴィオレッタ役等出演。 イタリアでの夏季セミナー他、各地で行われるマスタークラスに参加。2002年夏サンマリノ音楽院にてジョイントコンサートに出演他、 ドイツのバロック・アンサンブル”コンフェッティ・ムジカーリ”との共演をはじめ、内外のアーティストとのコラボ企画に出演。その他、テレビ番組、CM、映画などの録音を行っている。
また、演奏活動以外に演奏会制作、舞台監督、オペラ演出助手など、幅広い活動を行っている。
藤原歌劇団所属。町田シティ・オペラ協会ソリスト会員。多摩オペラ研究会、MCOオペラ愛好会指導アシスタント。
『オルガンコンサート』
江尻 弘子(オルガン)
開催日時:2012年10月28日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,500
レポート
ゆらぎの月例コンサートも五年目をむかえました。この時期には珍しく雨模様の午後でした。前半は江尻さんのパワーある演奏、後半は江尻さんの編曲した日本の曲などを楽しませてもらいました。
46回続いた月例コンサートもこれで一区切り、12月からはまた新しい取り組みが始まります。どうかご期待ください。
演奏曲目
我が青春は過ぎ去りし/J.P.Sweelinck
赤とんぼ/山田 耕作
ハナミズキ マシコタツロウ 他
プロフィール
江尻 弘子(オルガン)
幼少の頃よりピアノに親しみ、日大芸術学部音楽学科教育コース在学中より、電子オルガンを始める。エレクトーン演奏法を松田昌、編曲を菊地雅春、ジャズピアノを故八代一夫の各氏に師事。卒業後、ヤマハ音楽教育システム講師を勤める。その後、本格的にパイプオルガンの勉強を始め、酒井多賀志、今井奈緒子の各氏に師事、東京芸術大学音楽学部別科オルガン専修に入学し研鑽を積む一方、スイス・ジュネーブにてリオネル・ロッグ氏の国際アカデミーに参加。在学中は、バッハ・カンタータクラブにおいて通奏低音を担当する。
同校終了後、既成曲のパイプオルガンへの編曲を中心にマルチオルガニストとしての演奏、録音など、独自の活動を積極的に行っている。日本クラウンより、CDパイプオルガン~Merry X’ mas」 、「パイプオルガン~Happy Wedding、」「パイプオルガン~赤ちゃんのための子守歌集」をリリース。3枚とも、自身で編曲、演奏を手がけている。 尚美ミュージックカレッジ専門学校非常勤講師、日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会 各会員
『クラリネット名曲集』~ ガーネット (クラリネット二重奏)~
堤 奈津子(クラリネット), 茂呂 佳代子(クラリネット)
開催日時:2012年9月22日(土) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,500
レポート
秋の訪れを感じる土曜日の午後のひととき、ゆらぎで初めてのクラリネットの二重奏が展開しました。
2人の熱演で時のたつのが早く感じました。でも休憩時間に2人の演奏家を見ると汗びっしょり、吹き続ける事の大変さを実感しました。
演奏曲目
クラリネット・ポルカ
ユーモレスク
ます
私を泣かせてください /ヘンデル
三つのデュオより第一楽章 /Beethoven
茶色の小瓶
大きな古時計
シンコペイテッド・クロック
コンチェルタンテ /Pranzer
主よ人の望みの喜びよ 他
プロフィール
堤 奈津子(クラリネット)
茨城県出身。9歳よりクラリネットを始める。聖徳大学附属聖徳高等学校音楽科卒業。桐朋学園大学入学。在学中、欧日音楽講座にてビュッフェ・クランポン奨励賞受賞。第21回管打楽器コンクール入選。桐朋学園大学卒業後、2010年桐朋オーケストラアカデミー研修課程修了。これまでにクラリネットを井後基博、山本正治、三界秀実、鈴木良昭の各師に師事。現在、ガーネットで演奏活動の他、国内のオーケストラに客演。中高生の指導にもあたっている。
茂呂 佳代子(クラリネット)
聖徳高校附属聖徳高等学校音楽科卒業。武蔵野音楽大学卒業。同大学卒業演奏会に出演。桐朋学園大学研究科修了。 桐朋オーケストラアカデミー研修課程修了。第3回クラリネットコンクール第2位。別府アルゲリッチ音楽祭に参加。 京都フランス音楽アカデミーに参加。同演奏会に出演。これまでにクラリネットを井後基博、山本正治、鈴木良昭、三界秀実の各氏に師事。
『夏の夜のコンサート』 -グランドハープとオーボエによる-
見尾田絵里子(ハープ) 坂内紘子(オーボエ)
開催日時:2012年8月26日(日) 18:30開場 20:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,500
レポート
今年の夏は酷暑でしたね、昼間の暑さに比べると少しだけ秋の訪れを感じた夜でした。皆様夏の疲れを癒すヒーリングコンサートでお楽しみいただけたでしょうか。ゆらぎ初登場のオーボエとハープのコンビネーションは楽しかったです。坂内さんからも説明がありましたがオーボエの音作りはとても難しそうでしたね。ゆらぎアーチストの見尾田さんとのトークもなかなかでした。いよいよ9月音楽の秋です、今後とも音楽室ゆらぎをよろしくお願い致します。
演奏曲目
アラベスクNo.1/ドビュッシー
プロフィール
見尾田絵里子(ハープ)
北海道出身。12歳よりハープを始め、2003年に桐朋学園大学に入学。 2008年同大学研究科を修了。 第6回大阪国際コンクールにて入選。 オーケストラやアンサンブルを中心に活動しており、2007年にサントリーホール主催のレインボー21に出演。
2009年に札幌交響楽団ファゴット奏者の夏山朋子さんの演奏会に出演。 同年にリリースされた『羊毛とおはな』のCDアルバムに参加。 2010年クラシックを楽しむ会主催、指揮の小松一彦氏選抜メンバーによる第3回ニューイヤーコンサートに出演。
ゆらぎコンサートにもたびたび出演し好評をえて、ゆらぎアーチストとして活躍。今までにオーケストラスタディーを井上美江子、山口裕子各氏に、アンサンブルを蠣崎耕三、篠崎史子各氏に、ソロを堤祥作氏、現在はヨセフ・モルナール氏に師事している。
坂内紘子(オーボエ)
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部を卒業。同大学音楽学部研究科修了。桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程修了。第10回別府アルゲリッチ音楽祭に参加。第29回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバルにおいてH・シェレンベルガー氏のクラスを修了。受講生選抜のコンサートに出演。
また、桐朋アカデミー・オーケストラとモーツァルトのオーボエ協奏曲を共演。読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団など国内のオーケストラに客演。これまでにオーボエを津島学、蠣崎耕三、浦丈彦の各氏に師事。
『オルガン☆ワールドカップ』
後藤香織(オルガン), 岩本久美(メゾソプラノ), 長岡聡季(ヴァイオリン),
Jorge Garcia Martin(オルガン)
開催日時:2012年7月21日(土) 18:30開場 20:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,500
レポート
オルガンワールドカップのタイトルにちなみ、今月の演奏会は世界中の曲が集められました。オルガニスト2名、メゾソプラノ、ヴァイオリンと4名の 若手演奏家が出演、オルガンソロだけでなく、オルガンデュオ、オルガンやヴァイオリンの即興演奏ありとプログラムに少し欲張った感じを受けました が若手仲間のエネルギーのある演奏でした。ヴァイオリンの即興演奏「浜辺の歌」、後でききましたところ楽譜もなく即興とのこと、メロディが変奏し ていくのが夕方頃の海の浜辺をゆっくりと歩いていく光景に映りました。技巧にかたよる演奏でなく、いつか見た光景、思い出を彷彿させる素晴らしい 演奏でありました。
演奏曲目
Italy♥ Sonata la Leona/ C.Gussago (1550-1620)
Germany♥ Toccata dmoll BWV565/ J.S.Bach (1685-1750)
Wien♥ Fuga/ W.A. Mozart (1756-1791) 他
プロフィール
後藤香織(1978- Miyagi)
フェリス女学院大学音楽学部器楽科パイプオルガン専攻卒業。在学中に渡独、現地のアカデミー等で研鑽を積む。日本オルガニスト協会「第29回オルガン新人演奏会」出演。同大学ディプロマ課程在籍中に渡米、ボストン(New England Conservatory of Music)にて林佑子氏に師事する。2005年「ゲラルデスキ賞」2008年「ピストイア賞」受賞。これまで、北独Stadeのコスマエ教会(Schnitger/1675)ヴィルハディ教会(Bielfeldt/1736)伊国Pistoiaの大聖堂(Tronci/1793)聖霊教会(Hermans/1664)の歴史的名器をはじめ、欧米各国の演奏会や音楽祭などに出演。現在、鍵盤楽器の演奏と作編曲・音楽制作やプロデュース等、国内外で活動している。石巻市「遊楽館」のオルガニスト&オルガン講師、「仙台オルガン協会 ORGAN Friends」代表として、宮城県内の音楽事業をサポートし、パイプオルガンの普及に努めている。
Jorge Garcia Martin(1985- Spain)
スペイン・サラマンカ音楽院ピアノ,オルガン,チェンバロ専攻卒業。2008年サラマンカ音楽大学をオルガン,チェンバロ専攻を首席(La Gaceta財団の奨学金を授与)卒業。オルガンをL.ダルダ,チェンバロをP.モントヤに師事。スイス・バーゼルスコラカントルム大学院に、奨学生として留学。歴史的奏法と解釈をL.ギエルミに学ぶ。2010年修了。同大学院にて、歴史的即興演奏をR.ルッツ,E.ディヴェレック, M.シュヴェンクライス,N.クメルの各氏に師事。バーゼルスコラカントルム初の即興専攻生として、2012年「歴史的即興演奏の教授法〜ドイツとスペイン〜」の論文を発表・修了。2011年、イタリア・Muzzanaの国際オルガンコンクール優勝。スペイン,ポルトガル,スイス,イタリア,ドイツ,日本で、講習会や演奏会を行う。イタリアの歴史的名器でのCD録音・発売が予定されている。
岩本久美(1979- Tokyo)
東京都出身。フェリス女学院大学音楽学部声楽学科卒業。同大学院音楽研究科声楽専攻修了。二期会オペラストゥーディオ修了。2010年3月まで同大学音楽学部非常勤副手を務める。大学院在学中ソプラノからメゾソプラノに転向。オペラの他、宗教曲の演奏にも力を注いでおり、ヴィヴァルディ「グローリア」、ペルゴレージ「スターバト・マーテル」、バッハのカンタータ等のソリストを務める。2010年より横浜市民広間演奏会会員となり、横浜でのクラシック音楽の普及に努めている。井形景紀、渡辺高之助、蜂谷幸枝、蔵田雅之、郡愛子の各氏に師事。現在、二期会準会員、ぐるーぷ・なーべ会員、横浜市民広間演奏会会員。
長岡聡季(1978-Tokyo)
東京藝術大学音楽学部付属高校、同大学、同大学院修士課程を経て、室内楽科博士後期課程修了。シューベルトの室内楽曲の演奏及び研究論文により、同大学室内楽科初の博士号(音楽)取得。現在は室内楽奏者として多くの演奏会に出演する他、CD録音も多数発売されている。またオーケストラ奏者としても活動し、横浜シンフォニエッタコンサートマスターを務める他、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、神戸市室内合奏団他、各地のオーケストラにてゲスト・コンサートマスターを務めている。これまでにヴァイオリンを、磯恒男、高橋孝子、大谷康子、若松夏美、岡山潔、松原勝也、ヴァルター・フォルヒャートの各氏に師事。 東京藝術大学室内楽科非常勤講師として、後進の指導にもあたっている。
『ガダニーニが奏でる 無伴奏によるviolinコンサート』
荒井 雅至 (バイオリン)
開催日時:2012年6月23日(土) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,500
レポート
ゆらぎコンサートにたびたび出演いただいていますヴァイオリニストの荒井雅至さん、今回のコンサートは無伴奏による演奏会を企画しました。演奏人 生を愛器であるガダニーニと共に歩んで来られ、還暦を超えてもまだ絶頂器の一歩手前ですとおっしゃる姿勢に、是非とも若い演奏家たちに見習ってい ただきたいと感じました。
前半の演奏が終わるやいなや、お客様も荒井さんのところへ駆け寄り質問をします。丁寧にこたえているうちに本来休憩時間 が経過し、このまま後半に進んでしまいました。
小さなサロンゆえにできる、アットホームな場面でありました。
演奏曲目
G.Pテレマン /ファンタジア
無伴奏violin パルティータより シャコンヌ /J.S.バッハ
序奏とスケルツィオ キャプリース /F.クライスラー
日本古謡 「さくらさくら変奏曲」
緑の光の中で~♪ /自作
プロフィール
荒井 雅至 (バイオリン)
国立音楽大学卒業。
読売日本交響楽団在籍を経て ウィーン留学 在墺中オーストリア クルトゥアツェントルム主催・プレミアユーゲントに合格 同演奏会に出演 ウィーン市立コンセルバトリウム修了。
帰国後 後進の指導にあたると共に,ライフワークとしている 独自の企画 ・programによる 青少年の為concert , 小林道夫氏との Duo・リサイタル 又 主宰する 弦楽アンサンブル ,ムシカ アレグレ】 の concertを 各地で 開催するなど 意欲的な 活動を続けている。 現在 国立音楽大学 及び 東京学芸大学講師
『喜怒哀楽のピアノ』
富永 峻 (ピアノ)
開催日時:2012年5月26日(土) 18:00開場 18:30開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,500
レポート
今月は夜のピアノコンサートでした。公募による出演者を選んでいた時期に来られた富永峻さん、目を輝かせながらプログラムやゆらぎのコンサートで 発信したいことを長時間話していた記憶があります。
何ヶ月もあたためてきた演奏会、出だしから私は何か富永さんのもがきのようなものを感じまし た。タイトルは「喜怒哀楽のピアノ」、スクリャービン、ショパン、ベートーヴェン、リストの4人の作曲家の作品を描写したのか、彼自身の心を演奏 したのか考えながら聴いていました。演奏終了後、恒例の交流会は白ワインとともに始まりました。お客様からの質問にも丁寧に、そして正直な感想を 語りはじめます。ここでも富永さんの音楽に対する真剣さ、目指すものをみなさんが感じたでしょう。印象的だったのは「1週間に一度でもみなさんの 前で弾いて、どんどん成長していきたい」と、満員のお客さまは更に喜んで聴いていました。次回更に音楽を深めていただき再登場お願いしましょう!
演奏曲目
5つの前奏曲作品16 /スクリャービン
ソナタ第4番 /スクリャービン
3つのマズルカ作品50 /ショパン
ソナタ第2番 /ショパン
ソナタ第31番 作品110 /ベートーヴェン
ハンガリー狂詩曲第2番/リスト
プロフィール
富永 峻(ピアノ)
1982年東京生まれ。幼少よりポルトガル・スペイン在住。2001年、スペイン、カタリーナグルスカ音楽学校(マドリード)を卒業後、マドリード王立音楽院を経て、ドイツ、フライブルク音楽大学に入学。2008年同大ソリストクラスを卒業。
在学中、コンクールの賞典としてヨーロッパ各地でのリサイタルを始め、歌手や弦楽奏者との共演。大学卒業後は、ポルトガルの音楽学校でピアノ講師やピアノ伴奏者を務める。 Yamaha Hazen賞、イビサ国際ピアノコンクール、スペイン人作曲家ピアノコンクール、モノポリ国際ピアノコンクールなど受賞多数。
帰国後は、日本国内での演奏活動に軸足を移し、ソリストとしての演奏活動のほか、後進の指導にも従事。 これまでにフェルナンダワンドシュナイダー、山岡優子、ヴァヂムグラドコフ、ホアキンソリアーノ、フェリックスゴットリーブに師事。
『ピアノ・デイズ~ハレオンと巡る世界音楽の旅』
加瀬 茉理枝(ピアノ) ハレオン(クラウン)
開催日時:2012年4月22日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,500
レポート
打ち合わせの初顔合わせから、何か予感のするピアニスト加瀬 茉理枝さん。ピアノを自在に操るような演奏に「フォルティッシモが地面に響き渡る勢い」、「超絶技巧の曲はスリルがあった」などお客様もしばし興奮気味に なっておりました。
御自身のプログラムノートに書かれているのを引用しますと、後半最後の演奏バラキレフ作曲イスラメイは、要求される超絶技巧 には古今東西多くのピアニストが音をあげつつも、征服するかのような勢いで挑み続けました。
常に挑戦していく姿勢の加瀬 茉理枝さんの意気込みを間近で感じたすばらしいコンサートでした。
演奏曲目
ピアノソナタ変イ長調 Hob.XVI:46/ハイドン
3つの小品/プーランク
アルゼンチン舞曲集/ヒナステラ
歌劇「ファウスト」によるワルツ/グノー=リスト
エストニア民謡による変奏曲/トゥビン
イスラメイ ~東洋風幻想曲/バラキレフ
プロフィール
加瀬 茉理枝(ピアノ)
千葉県出身。千葉県立千葉高校を経て東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業。藝大在学中からピアノをエレーナ・アシュケナージ氏に師事しロシア・ピアニズムの影響を強く受けて2006年4月に渡露、チャイコフスキー記念モスクワ国立音楽院大学院ピアノ専攻のエレーナ・リヒテル教授のクラスに学び、2010年7月修了。
2007年イタリア・カントゥ市国際コンクールA・B両部門セミファイナリスト、2008年フランス・パリ スクリャービン国際ピアノコンクール第3位、イタリア・カターニア若い音楽家のたの.Campocchiaro国際音楽コンクールにて満点を得て優勝、2009年イタリア・オヴァダ市国際ピアノコンクール第3位(1位なし)、2010年イタリア・カザマッシマ市ピアノコンクール第1位、同市『プレミオ・アマデウス』国際ピアノコンクール最高位。 現在後進の指導にあたると共に、ロシア語通訳も務める。
ハレオン(クラウン)
早稲田大学在学中に学生劇団に所属。卒業後、パントマイム劇団に5年間所属し、パントマイム、クラウン、ジャグリングなどを学ぶ。クラウンとして、各地のショッピングセンター、住宅展示場などでバルーンを中心としたピエロショーを行う他、パントマイムと語りを合わせた「語りマイム」を発表。自らの様式として確立すべく現在も様々な試みを続けている。
川崎を中心に活動するパフォーマンスカンパニー「ソラソバティ」に参加。
ピアノコンサート『三つの 幻想(ファンタジー)』
奈良場恒美(ピアノ) 俣野修子(ピアノ)
開催日時:2012年3月24日(土) 18:00開場 18:30開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,500
レポート
このコンサートは一年前に予定されていましたが、東日本大震災発生により急遽中止しました。私どもの気持ちの中に音楽どころでない、極寒の中で電 気もなく過ごす被災地の様子に暖かい食べ物を、あかりのある住居が先かと思い支援活動を始めた時期でもありました。再度、奈良場恒美さん、俣野修 子さんに出演依頼し、快諾いただきました。「3つの幻想 ファンタジー」は前半はシューマン、シューベルト、後半はシューベルトの連弾と続きま す。1年心待ちにしていたピアノ演奏は、春のうららかなそよ風のように静かに流れてきました 。
今回は演奏家から出演料の寄附のお申し出をいただき、コンサート収益を東日本大震災復興支援団体である「いたばし災害支援ネットワーク」に寄附させてい ただきました。
演奏曲目
Schubert: Sonate G-dur “Fantasie” D.894 より mov.1 Molt moderato e cantabile mov.2 Andant
Schumann: Fantasie C-dur op.17 より mov.1 Durchaus phantastisch und leidenschftlich mov.3 Langsam getragen, Durchweg leise zu halten
Schubert: Fantasie f-moll D.940 (4手連弾)
プロフィール
奈良場恒美(ピアノ)
桐朋学園音楽高校、大学で学ぶ。林秀光、田辺緑、大島正泰の各氏に師事。卒業後ジュネーブ音楽院演奏家課程(Postgraduate course)に入学、ルイ・ヒルトブラン氏に師事。’80年、マリア・カナルス国際コンクール、ディプロマ賞受賞。’81年、同音楽院卒業、在学中より演奏活動をはじめ、卒業後もスイス、イタリア、フランスにてソリストおよび室内楽奏者として活躍。’ 82年、ヴィオッティ国際コンクール、ディプロマ賞受賞。第7回チャイコフスキー国際コンクール、最優秀伴奏者賞受賞、同年帰国。 ’84年1月東京文化会館小ホールにおいてデビュー・リサイタル。
以後、全国主要都市でリサイタル。また、内外の数多くの音楽家と共演、またテレビ・ラジオなどの録音の分野においても高い評価を得ている。 現在桐朋学園大学教授、国立音楽大学講師。
俣野修子(ピアノ)
ジュネーヴ音楽院 演奏家課程(post-graduate course)主席修了。 D.リパッティの高弟で音楽作品に対する深い解釈に定評のあったL.ヒルトブラン教授に師事し、大きな影響を受ける。同音楽院在学中より、スイス・フランスでのリサイタル等、演奏活動を始め、修了時には、パデレフスキー記念フィリッピネッティ特別賞を受賞。
1985年、大阪にてデビューリサイタル開催。以後、東京、大阪でリサイタル、日本各地でジョイントリサイタルの他、奈良場恒美氏、岸邉百々雄氏、上村昇氏、テレマン室内管弦楽団、モーツァルト室内管弦楽団、スロバキア四重奏団、M・ノスティッツ弦楽四重奏団、ベルリン弦楽四重奏団等、日本内外の音楽家と数多く共演し、関東・関西を中心に、ソロ・室内楽の分野で意欲的な演奏活動を行っている。中でも、2003~2009年のシリーズ『俣野修子 モーツァルトとシューベルトの夕べ』では、その美しい響きと豊かなイマジネーションに彩られたモーツァルトや深い人間性の滲み出たシューベルトが、好評を博した。
2009年秋からは、室内楽シリーズ『楽興の時』をスタート。現在、京都市立芸術大学において、後進の指導にあたっている。
『フルートとハープで旅するフランス音楽紀行』
見尾田 絵里子(ハープ) 真鍋 知子(フルート)
開催日時:2012年2月24日(金) 18:00開場 18:30開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,500
レポート
2月24日金曜日の夜開催のゆらぎ月例コンサートは、フルートとハープ演奏でした。平日の夜ということもあり仕事帰りに来られたかたもおられ、またゆらぎのサロンのシャンデリアの輝きなどいつもとは違った雰囲気だったことでしょう。フルートとハープの甘くゆったりと流れる響きにお楽しみいただけたようです。
演奏曲目
ナルテックス /アンドレ
ソナタ第1楽章 /ダマーズ
間奏曲 /イベール
プロフィール
見尾田 絵里子(ハープ)
北海道出身。12歳よりハープを始め、2003年に桐朋学園大学に入学。 2008年同大学研究科を修了。 第6回大阪国際コンクールにて入選。 オーケストラやアンサンブルを中心に活動しており、2007年にサントリーホール主催のレインボー21に出演。
2009年に札幌交響楽団ファゴット奏者の夏山朋子さんの演奏会に出演。 同年にリリースされた『羊毛とおはな』のCDアルバムに参加。 2010年クラシックを楽しむ会主催、指揮の小松一彦氏選抜メンバーによる第3回ニューイヤーコンサートに出演。
ゆらぎコンサートにもたびたび出演し好評をえて、ゆらぎアーチストとして活躍。今までにオーケストラスタディーを井上美江子、山口裕子各氏に、アンサンブルを蠣崎耕三、篠崎史子各氏に、ソロを堤祥作氏、現在はヨセフ・モルナール氏に師事している。
真鍋 知子(フルート)
桐朋学園大学音楽学部演奏学科フルート専攻卒業。2009年、同大学研究科修了。
在学中、(財)よんでん文化振興財団奨学生に選ばれる。1999年、日本フルートコンクールびわ湖入賞。全日本学生音楽コンクール大阪大会入賞。2000年、第24回全日本アンサンブルコンテスト全国大会金賞。2001年、香川ジュニア音楽コンクール木管部門金賞、併せて高松市長賞受賞。2003年、第11回日本フルートコンベンションコンクールアンサンブル部門~音楽大学・音楽大学卒業の部~第2位。2004年、京都フランスアカデミーにおいて、マテュー・デュフォークラス課程修了。2007年、第34回日本フルート協会デビューリサイタル出演。
ヤマハ管楽器新人演奏会出演。2008年5月、別府アルゲリッチ音楽祭に首席フルート奏者として出演。2008年11月、第14回宮日音楽コンクール管楽器部門において、最優秀賞及び最高位のグランプリに輝く。2009年、麻布十番さぬきふれあいコンサートに「トリオ・アリエッタ」で出演。同年、香川にて「トリオ・アリエッタ・ファーストコンサート」を開催。2010年、よんでん文化振興財団「ふるさとコンサート」に出演。
若手実力派フルーティストによるカルテット「レ・フィーユ」としては、「パウエルで奏でる~」シリーズを毎年開催し、大好評を博している。
『華麗なるヨーロッパの調べ』~日曜日の午後に名曲を~
山田 章代(ピアノ)
開催日時:2012年1月29日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,500
レポート
今年になりはじめての音楽室ゆらぎの月例コンサート、今年は「テーマ性のある音楽会」を目標に掲げての最初のコンサートとなりました。推薦、公募 で呼びかけ、山田章代さんの出演が決まりました。
山田章代さんは(社)日本演奏連盟の新進演奏家育成プロジェクトのオーディションに合格、昨年11月に東京文化会館でリサイタルを行った他、御自身でも積極的に演奏活動を行っています。プログラムの前半はウイーン古典派、ハイドンの軽やかなソナタからベートーヴェンのロマンティックなソナタへ、後半はショパンへみなさまを案内していきました。
恒例の演奏家を囲んでのアフターコンサートでは、陸前高田のかたより支援のお礼にと送っていただいた生酒「はつふね」をみなさんで味わいました。「久々に震える演奏を聴いた」「エネルギッシュな演奏を至近で聴けて幸せ」とお客様からのコメントをいただきました。1年後にベートー ヴェンの後期ソナタやショパンのスケルツオ、ポロネーズを聴かせてください。
演奏曲目
ソナタ ハ長調 Hob.xⅵ:50/ハイドン
ソナタ 第30番 ホ長調 OP.109 /ベートーベン
スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31/ショパン
英雄ポロネーズ Op.53/ショパン
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22/ショパン
プロフィール
山田 章代(ピアノ)
桐朋学園大学音楽学部卒業、同大学研究科修了後ドイツに渡り、デトモルト音楽大学、ミュンヘン音 楽大学大学院にて研鑽を積む。これまでに三村則子、奈良場恒美、アナトール・ウゴルスキ、 ゲルハルト・オピッツの各氏に師事。
第6回 ローマVanna Spadafora国際コンクール第3位、 第5回 カンデロ市国際コンクール第2位など、国内外のコンクールで上位入賞。
2010年帰国。今年度は、カワイ表参道「パウゼ」と東京文化会館にて、ソロリサイタル開催し好評を 博す。また、邦楽器とのコラボレーションや、気軽に楽しめるトークコンサートなど、ソロ、室内楽で 精力的に演奏活動を行っており、これからの活躍が期待されている。
コンサート情報: akiyoyamada.blog136.fc2.com
『クラシカルクロスオーバー』~オリジナルアレンジで聞くクラシック~
【バイオリン】青山英里香 【ピアノ】北川とわ 【ベース】佐野俊介
開催日時:2013年1月27日(日) 13:30開場 14:00開演 会場:音楽室 ゆらぎ 入室料:¥2,500
レポート
先月12月と2ヶ月連続のジャズテイストのコンサートを開催しました。先月も登場したエレキギター、そしてパーカッション、バイオリン、ピアノ による編成。
今月は北川とわさんアレンジによるクラシックを展開、聴き慣れたメロディがマジックのように変化されて心地よく流れていきます。中でもチャルダッシュはバイオリンとパーカッションの掛け合いが大変楽しかったです。
また以前の出演の時に北川とわさんは『音楽室ゆらぎ』のために 「YURAGI」の作曲を手がけてくださいました。オリジナリティあふれるコンサートは大盛況で終わりました。
演奏曲目
ホワイトクリスマス(IrvingBerlin)
戦場のメリークリスマス(坂本龍一) 他
音楽とお茶のハーモニー
2022年12月11日ハープ、トランペット、ピアノ、フルートの楽器編成で音楽とお茶の会を開催致しました。
「音楽室ゆらぎ」のサロンは、世界最高峰といわれるスタインウェイのピアノや、ハープ、オルガン等の色々な素晴らしい楽器があり、お茶の設備も整っており、とても素敵な雰囲気の中、私たち一同五感を刺激される楽しい時間を過ごさせて頂きました。
afternoon concert
高校時代の友人が企画した演奏会に参加しました際に、こちらの音楽室ゆらぎを利用しました。暖かいアットホームな空間での演奏は、かつての高校生時代の志を思い出させてくれます。今回はピアノだけではなく歌やヴァイオリンも含めたバラエティに富んだ編成でしたが、どの曲もサロンと調和し穏やかな空間を作り出していたように感じます。そんな素敵な会場に巡り会えた事、大変嬉しく思っています。
Harp×Piano Duo Concert
皆さまには本当に心より感謝しております。
素敵な会場、素晴らしい楽器で演奏できたことをとても嬉しく思います。
ありがとうございます。
浅野華(Hp)
聴きに来てくださった皆様ありがとうございました。
深く豊かな響きの楽器、そして、会場やお客様の温かい雰囲気の中演奏でき、本当に幸せな時間でした。
ハープとピアノという少し珍しい組み合わせのデュオを楽しんでいただけていたら幸いです。
平柳美乃(Pf)
村上小夏・加美山舞 Flute×Harp DUO Concert
初めて自分たちでコンサートを企画している際に見つけ、ハープを置いてあるこちらの会場を利用させていただきました。温かい雰囲気で、たくさんの方々に見守られて演奏することができ嬉しく思います。お越しくださった皆様、コンサートをする上で応援してくださった皆様、そして、会場をお貸しくださった「音楽室ゆらぎ」様、本当にありがとうございました。
出演アーティスト
これまでもたくさんの才能ある音楽家が演奏してくれました。
これからも音楽家に活躍の場を提供し、応援し続けます。
見尾田 絵里子(ハープ)
北海道出身。 12歳よりハープを始め、2003年に桐朋学園大学に入学。
2008年同大学研究科を修了。
第6回大阪国際コンクールにて入選。
オーケストラやアンサンブルを中心に活動しており、2007年にサントリーホール主催のレインボー21に出演。
2009年に札幌交響楽団ファゴット奏者の夏山朋子さんの演奏会に出演。
同年にリリースされた『羊毛とおはな』のCDアルバムに参加。
2010年クラシックを楽しむ会主催、指揮の小松一彦氏選抜メンバーによる第3回ニューイヤーコンサートに出演。
同年11月、PMFチェンバープレイヤーズコンサートに出演。
新日本フィルハーモニー交響楽団においては、 2008年小澤征爾指揮による多摩定期演奏会や スタジオジブリの映画「崖の上のポニョ」の劇中音楽や、それにともなったジブリの武道館コンサート、ツアーなど、その他数々の演奏会にエキストラとして客演している。 2008年より3年間ベトナム国立交響楽団の首席客演奏者を務める。
他にも読売交響楽団などの国内の様々な主要オーケストラに客演している。 今までにオーケストラスタディーを井上美江子、山口裕子各氏に、アンサンブル を蠣崎耕三、篠崎史子各氏に、ソロをマスタークラスにおいてヤナ・ブスコバ、セバスチャン・リップマン、マリークレール・ジャメ,グザビエ・デ・メストレ各氏に手ほどきをうけ 今までに堤祥作氏、現在はヨセフ・モルナール氏に師事している。
メッセージ
オーケストラを中心に活動しています。だからコンサート会場で遠くから私の演奏を聴いたことがある人は結構いらしゃると思います。
クラシックにはいい曲がたくさんあり、人の生活にいい影響を与えることを少しでも多くの人に知ってもらいたいですね。
今年もまた『音楽室 ゆらぎ』でミニコンサートをさせていただく予定です。
ハープをこんなに近くで鑑賞できる機会はなかなかありません。ぜひ一度聞きにきてください。好きな音楽家はラヴェル・ドヴィッシーです。
丸山 いづみ(ピアノ)
栃木県出身。 O型に憧れるB型。
桐朋女子高等学校音楽科を経て、2008年3月桐朋学園大学を卒業。
ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2009エリアコンサート等に出演。
2008年より、新丸ビルアトリウムコンサート、丸ビル35コンサートのレギュラーピアニスト。
これまでに、ピアノを三浦みどり、雨田のぶ子各氏に師事。『音楽室 ゆらぎ』コンサートにも出演している。
オフィシャルブログ http://ameblo.jp/izumi85
メッセージ
私にとってピアノはコミュニケーションの一つ。完璧より、素敵な演奏を目標にしています。
だから大きなホールより、『音楽室 ゆらぎ』のように小さなサロンの方が好きです。アットホームで、お客様もピアノを弾きやすい空気をつくってくれます。
「聞いてよかった」より、「触れ合うような」感覚でしょうか。好きな音楽家はラヴェル・ドヴィッシー。ブログも見てくださいね。
「レ・クロッシュ」宇宿 真紀子(ピアノ)/宇宿 直彰(チェロ)
レ・クロッシュ
宇宿真紀子(ピアノ)と宇宿直彰(チェロ)による姉弟デュオ。
「レ・クロッシュ」とは、フランス語で「鐘」(複数形)の意ですが、共に幼児期にフランスに渡り、日々教会の鐘の音を聞きながら成長したこと、ピアノとチェロのデュオを二つの鐘の響きの重なり合いに喩えたこと、 また、スペルこそ違いますが、日本語にすると同じレ・クロッシュと書かれる ”les croches” はフランス語で「8分音符」の意になることなどから命名されました。
オフィシャルウェブサイト http://maki-nao.com
宇宿真紀子(ピアノ)
父親の赴任に伴い幼児期に渡仏。
コルマール市コンセルヴァトワール、フライブルグ高等音楽院(ドイツ)を経て、パリ高等音楽院、ルエイユ・マルメゾン音楽院(院相当課程)ピアノ科と室内楽科をともに一等賞で卒業。
フランス国内のみならずスペイン、ロシアその他の国際音楽フェスティバル、公式記念行事等に招かれソロ演奏を行うとともに、 これまでフランス国立放送協会のオリヴィエ・メシアンホールにおける同オーケストラとの共演を始め、 チェコ共和国 カルロヴィ・ヴァリ交響楽団やロシア サンクト・ペテルブルグ(建都300年記念)における同オーケストラ(指揮アレクサンドル・カントロフ)との共演などにより絶賛を浴びている。
パリ日本文化会館において同館主催によるリサイタル、ショパンフェスティバルなどにも出演し好評を博している。
他方2001年からは毎年日本各地(北海道から沖縄まで)で、弟とソロ&デュオリサイタルを開き、今日までに100公演を越えている。 2005年にファーストアルバム「夢のあとに」、2008年にセカンドアルバム「愛の夢」、サードアルバム「アヴェ・マリア」、2010年にはピアノソロアルバム「シューマンの宝石箱」をリリース。
NHK-FM「名曲リサイタル」にも出演するなど、いずれも日本人の感性とフランスの響きの融和として高く評価されている。 仏国立放送協会主催コンクール大賞、ニコライ・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール3位、カマイオーレ国際ピアノコンクール(イタリア)1位、クロード・カーンコンクール(フランス)1位ほか、 仏国内外で優勝・入賞。ヨーロッパと日本を中心に活躍中。
宇宿直彰(チェロ)
父親の赴任に伴い幼児期に渡仏。
コルマール市コンセルヴァトワール、ストラスブルグ音楽院を経て、パリ高等音楽院、ルエイユ・マルメゾン音楽院(院相当課程)チェロ科と室内楽科をともに一等賞で卒業。
フランス国内のみならずスペイン、ロシアその他の国際音楽フェスティバル、公式記念行事等に招かれソロ演奏を行うとともに、 これまでチェコ共和国 カルロヴィ・ヴァリ交響楽団やロシアサンクト・ペテルブルグ(建都300年記念)における同オーケストラ(指揮アレクサンドル・カントロフ)との共演などにより絶賛を浴びている。
パリ日本文化会館において同館主催によるリサイタル、ショパンフェスティバルなどにも出演し好評を博している。
他方2001年からは毎年日本各地(北海道から沖縄まで)で、姉とソロ&デュオリサイタルを開き、今日までに100公演を越えている。
2005年にファーストアルバム「夢のあとに」、2008年にセカンドアルバム「愛の夢」、サードアルバム「アヴェ・マリア」をリリース。NHK-FM「名曲リサイタル」にも出演するなど、 いずれも日本人の感性とフランスの響きの融和として高く評価されている。
仏国立放送協会主催コンクール第1位、パリ国際室内楽コンクール3位ほか、仏国内外で優勝・入賞。ヨーロッパと日本を中心に活躍中。
泉 真由(フルート)
高知県出身。13歳よりフルートを始める。
桐朋学園大学管楽器専攻を首席で卒業。同大学研究科修了。
第13回日本フルートコンヴェンションコンクールソロ部門第1位、併せて吉田雅夫賞受賞。第19回日本木管コンクール第3位。 第21回同コンクール第2位。第10回別府アルゲリッチ音楽祭、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、サイトウキネンフェスティバル「子供のための音楽会」に参加。
これまでにフルートを、甲藤卓雄、甲藤さち、峰岸壮一、一戸敦、白尾彰、フィリップ・ベルノルドの各氏に師事。
現在、ソロ、室内楽の活動と、N響、読響、新日をはじめとする都内プロオーケストラに客演。指揮者・秋山和慶氏による若手育成オーケストラ『洗足ニューフィルハーモニック管弦楽団』一期生、首席団員。 2012年1月21日、東京文化会館にて日本演奏連盟主催“泉真由フルートリサイタル”を開催予定。
オフィシャルブログ http://ameblo.jp/miraclemappiblog
河原 香織(ソプラノ)
桐朋学園大学首席卒業、同大学研究科卒業。
大学主催「卒業演奏会」、サントリコンサート主催「レインボー21」、杉並区民オペラにてオペラ「カルメン」ミカエラ役、 オペラ「ラ・ボエーム」にてムゼッタ役に出演。フランク「三声のミサ」、ヘンデル「メサイア」においてソロを務める。
香港学生コンクール3位。日本演奏家協会にて優秀賞。JILA音楽コンクール第2位。
今までに名古屋木実氏、木村珠美氏に師事。昨年1月、ゆらぎコンサートに出演。
荻原 萌子(ピアノ)
桐朋女子高等学校音楽科を経て、同大学音楽学部卒業。
卒業演奏会、桃華楽堂演奏会にヴァイオリンとのデュオで出演。 同研究科修了。
第1回兵庫県学生ピアノコンクール最優秀賞。第3回ちば音楽コンクール最優秀賞。第8回彩の国埼玉ピアノコンクール銀賞。 秋吉台アカデミー:マスタークラス&コンサートに参加し、奨励賞受賞。ヤングアーティストピアノコンクール入賞。
これまでに蕨野 勉、兼松 雅子、吉村 真代の各氏に師事。現在、桐朋学園大学声楽部会嘱託演奏員。
昨年1月、ゆらぎコンサートに出演。
小高 園里子(オルガン)
スイス国立ジュネーブ音楽院を1等賞及び、ジュネーブの町より特別賞を得て卒業。
在学中に、スイスとフランスの国際オルガンコンクール入選。スイス・フランス・イタリアなどにおいてリサイタルや合唱伴奏を行うほか、教会オルガニストとして活躍。 2003年度 横浜みなとみらいホール・オルガニストインターンシップ修了。
オルガンを酒井多賀志、リオネル・ロッグ、ミッシェル・シャピュイ、レッシオ・コルティ、三浦はつみの各氏に師事。ヨーロッパなど国内外で様々なマスタークラスに参加して研鑽を積みつつ、様々な演奏活動を行う。
日本オルガニスト協会・日本オルガン研究会会員。現在、日本基督教団 成宗教会オルガニスト、サクライ楽器成増本店・ヤマハ横浜クラシックオルガン科講師。
2008年12月音楽室「ゆらぎ」クリスマスオルガンコンサートに出演。
森 亮子(オルガン)
フェリス女学院大学パイプ・オルガン科卒。
ベイラー大学(アメリカ)、東京芸術大学にてオルガンを研鑽。
オルガンを今井奈緒子、宮本とも子、松居直美、通奏低音を今井奈緒子、勝山雅代に師事。
04 年から4年間、メルボルンにて教会オルガニストを務め、オルガニスト、ピアニストとしてソロやアンサンブルの演奏活動を行う。 09年9月に東京オペラシティにてヴィジュアル・オルガン・コンサートを行う。ららぽーと豊洲でも定期的にコンサートを行う。日本オルガニスト協会会員。
オフィシャルウェブサイト http://ryoko-organ.com
浦山 純子(ピアノ)
4歳よりピアノを始め、桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業後、ポーランド国立ワルシャワショパン音楽院に留学。
1995年ラジヴィーウ国際ピアノコンクール優勝、及び最優秀ショパン賞(ポーランド)、1998年ポリーノ国際ピアノコンクール最高位(イタリア)をはじめとする数々の賞を受賞。
1996年よりロンドンを本拠地とし、ロンドン・ウィグモアホールにてデビュー。その後ヨーロッパ各国でソロリサイタル、コンチェルトから室内楽に至るまで幅広く活動する。 2002年には、ウラディミール・アシュケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団とグリーグのピアノ協奏曲を共演。
2005年秋より東京に拠点を移し、銀座・王子ホールにてデビュー、スタインウェイ・ジャパン(株)による“Young Virtuoso Series”のアーティストとして全国各地でコンサートを行うほか、 雅楽師・東儀秀樹氏とのジョイントコンサート、お話音楽館など多彩な企画で演奏活動を展開中。
オフィシャルウェブサイト http://www.junkourayama.com
朝永 侑子(ハープ)
1985年 長崎市に生まれる。
2004年 桐朋女子高等学校音楽科を卒業。卒業演奏会に出演。
同年4月、桐朋学園大学音楽学部演奏学科に入学。
長崎県新人発表演奏会、日欧文化協会主催のフレッシュコンサートに出演。
2006年 大阪国際音楽コンクール弦楽器部門に入選。
2007年 コンチェルト・ソリスト・オーディションに最年少で合格し、モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲を、 フルートに有田正広氏を迎え紀尾井ホールにて桐朋学園オーケストラと、ながさき音楽祭にてOMURA室内合奏団と共演。
2008年3月、同大学卒業。在学時には、学内で選出される主要演奏会に多数出演。 9月よりロンドンの英国王立音楽院の大学院課程にてスカイラ・カンガ氏のもとで研鑽を積む。
これまでにハープを、ヨセフモルナール、荒木真子の各氏に、室内楽等を篠崎史子、井上美江子、山口裕子、藤井一興の各氏に師事。
http://www.yukotomonaga.com